【2025年度】労働保険の年度更新はお済みですか?
労働保険 年度更新のご案内
今年の申告・納付の準備はお済みでしょうか?
毎年6月から始まる「労働保険の年度更新」。従業員を1人でも雇っている事業所では、必ず行うべき重要な手続きです。
2025年度(令和7年度)の手続きについて、申告・納付のポイントをわかりやすく解説いたします。
■ 年度更新とは?
労働保険(労災保険・雇用保険)の確定保険料と概算保険料を申告・納付する手続きです。
前年度の賃金額に基づいて保険料を精算し、新年度の概算保険料を納付します。
申告・納付期間
令和7年(2025年)6月2日(月)~ 7月10日(木)
この期間内に申告・納付がない場合、政府が保険料を決定し、追徴金(ペナルティ)が課されることもありますので、必ず期限内にお手続きください。
書類の送付時期と内容
管轄の労働局より、5月下旬ごろに書類一式が送付されます(青色または緑色の封筒)。
【同封書類の例】
・労働保険 概算・確定保険料申告書(石綿健康被害救済法含む)
・賃金集計表
・申告書の記入例
・保険料率表
■ 手続きの流れ
1. 賃金の集計
令和6年度(2024年4月〜2025年3月)の賃金総額を、労災保険対象者・雇用保険対象者それぞれに分けて集計します。
→ 厚生労働省の「年度更新申告書 計算支援ツール」を使えば、申告書の記入例も確認できます。
2. 保険料の計算
集計した賃金に、各保険の料率をかけて保険料を算出します。
・労災保険料:変更なし
・雇用保険料:令和7年4月1日より改定あり(※必ず最新の保険料率表をご確認ください)
3. 申告書の記入・提出
【提出書類】
・申告書(提出用1枚目)
・申告書(事業主控2枚目)※控えに受付印が必要な場合は返信用封筒(切手貼付)も同封
【提出方法】
・電子申請(e-Gov)
・郵送
・窓口持参(労働局・労基署・一部の金融機関など)
※特別加入者申告のある場合、提出先にご注意ください。
4. 保険料の納付
・原則:一括納付
・概算保険料が40万円以上の場合:3回までの分割納付(延納)も可能
【納付方法】
・金融機関での窓口納付※金融機関で納付する場合は、申告書と納付書を切り離さずに提出する。
・口座振替
・電子納付(ネットバンキング等)
■ お問い合わせ・ご相談はこちら
このようなお悩みはありませんか?
・申告書の記入方法がわからない
・賃金の集計に時間がかかる
・電子申請に不慣れ
・労災・雇用保険の対象者の区別が難しい
ベイヒルズ社労士事務所では、年度更新に関する代行申請を承っております。
初めての方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。
※本記事は「厚生労働省 労働保険年度更新に係るお知らせ」に基づいて作成しています。