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ベイヒルズSR通信7月号「リモート採用、7割が導入~日本マンパワー調査から」「「パラレルキャリア/副業」について~エン・ジャパン調査結果から」

リモート採用、7割が導入~日本マンパワー調査から

マンパワーグループが行った企業の人事担当者を対象とした「リモート採用の導入・実施状況」調査(2022年1月実施)の結果によると、リモート採用を行っている企業は約7割となっています。
リモート採用では、企業説明会、採用面接、内定者フォロー、適性検査などが行われています。

◆リモート面接は中小企業でも

同調査は、企業規模別の結果は出ていないようですが、会社説明会のような大規模なものでなくても、最終面接以外の面接にはリモートを活用しているという企業は多いようです。遠方からの応募が増えるといった効果もありますので、中小企業でも導入は増えつつあるようです。

◆やはり最終面接は直接面接

コロナ禍の初期には、最終面接までリモートで行うといった企業が多かったようです。しかし、コロナ禍が落ち着き始め、マスク着用の緩和等の話題も出てきており、今後は対面での面接が増えるものと思われます。
同調査でも、「最終面接以外の面接」はリモートで行っているという企業が84.3%ありました。やはりリモートだけでは、応募者の実際の人柄はつかみにくいようです。

気を付けたいこと

リモート面接をする側として気を付けたいことは、面接者にしてほしくないこととほぼ同じです。

・緊張感がない。
・パソコンの操作等をして集中していない。
・表情や声などニュアンスが伝わらない。
・声が小さくて聞こえない。
・使用する機器や回線速度のせいで接続が不安定になる。

などでしょう。面接の手際の悪さなどはリモート開催以前の話ですから、面接する側もしっかりと予行演習をしておきましょう。

詳細は、マンパワーグループ「リモート採用の導入・実施状況」調査よりご確認いただけます。

 

「パラレルキャリア/副業」について~エン・ジャパン調査結果から

◆「パラレルキャリア」と「副業」の違い

「パラレルキャリア」とは、P・Fドラッカーが提唱したもので、「本業を持ちながら、第二のキャリアを築くこと」と定義されています。スキルアップや自己実現、社会貢献などを目的に、本業を持ちながら別の仕事をすることを指します。一方で「副業」は、金銭的な報酬を目的に本業とは異なる仕事をすることとされています。

◆実態調査について

エン・ジャパン株式会社は、運営するミドル世代のための転職サイト上で、サイトユーザーを対象に「パラレルキャリア/副業」についてのアンケートを行い(202215日~同年328日)、2,250名の回答をもとに調査結果をまとめています。本記事はその調査結果の注目すべき点を取り上げます。

 ◆調査結果の概要

実際に「パラレルキャリア/副業」を行っている人の割合は34%と、2年前の調査よりも8%上がっています。具体的な内容は以下の通りです。

始めた理由

「収入の柱を複数持ち経済的に安定するため」(58%
「本業では得られない経験やスキルを得るため」(38%)

具体的な活動内容

「本業以外の単発の仕事」(39%
「本業以外の長期(3か月以上)の仕事」(30%
「株式投資」(22%

得られた年収

20万円未満」(36%
50100万円未満」(14%
3050万円未満」(11%)
100200万円未満」(11%)

「パラレルキャリア/副業」を行っていない人に、興味の有無を聞いたところ、87%が「興味がある」と回答しています。そして、今後の働き方として、68%が「本業以外にも第2の仕事・活動」がしたいと考えていることがわかりました。また、88%が「パラレルキャリア/副業が許可されている企業は転職先として魅力的」だと考えていることも明らかとなりました。

副業を禁止している企業は依然として多いと思いますが、働く側の約9割が副業を許可している企業に魅力を感じています。自由な働き方が求められる今、就労制度の見直しを迫られる日はそう遠くないのかもしれません。

詳細は、エン・ジャパン「「パラレルキャリア/副業」について(2022年版)」でもご確認いただけます。

ベイヒルズSR通信 7月号PDF版はこちら>>

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